このツマグロヒョウモンはだいぶお疲れの様子です。
(今の私みたい・・・)
研修棟から宿泊棟への渡り廊下の窓ガラスに止まっていました。
雨宿りにはいいのかもしれませんが、周囲にはクモの巣が沢山あったので、飛び立つ際に引っかかる可能性もあるでしょう。それが自然の掟でもあるのでしょう。自分の死期を感じてわざと食べられる行為をする動物もいると聞きたことがあります。ハサミムシという昆虫も母親が子育てをするのですが、河原の石の下などで卵を産み、孵化するまで卵を守り、幼虫が生まれると餌を与えるのですが、その餌とは母親自身らしいのです。本来子育てとは身を削っていくものなのかもしれないなぁと。
でもそれは昔の話。今は楽しく子育てしなければ親も子も大変です。
「ハサミムシのおやこ」という写真絵本があります。皆越ようせい氏の作品です。
すばらしい絵本なので紹介します。