車のオイル交換のためにボンネットを開けたときに緑色の物体が目に入った。すぐに鱗翅目の幼虫とわかりこの大きさと形状からシジミチョウ科であると想像がついた。
つぎに考えるのはいつどこから入ってきたのか。この日は一日中雨が降り続いていて、野外に出かけてもいない。幼虫自体も移動を躊躇するほどの天気だったはず。なのに??
思い当たる節は一つだけ。自宅の車を置いている場所はハルニレの下。
ハルニレには若葉が茂っている。おそらくそのハルニレから雨に打たれて落下した幼虫と思われる。ハルニレにつくシジミチョウといえば、カラスシジミ。
自宅に帰ってハルニレの若葉を与えたら、早速食らいついていた。
やっぱり!
これまで、蛹や成虫は捕獲したことがあったが、幼虫は初めてだった。
それも、自宅の庭で!
ハルニレを移植してから5年目。
昨年は偶然にも蛹を発見して羽化した成虫を得られたが、今年は幼虫から得ることができてラッキー!
ハルニレの苗もあるので、鉢植えでじっくり飼育してみようと思っています。