今度は4.1mm程度の小粒.その名もコツブゲンゴロウ.
これも奄美大島の水田地帯がある場所での採集品.図鑑によると,北海道から琉球列島までの広域分布種であり,個体数も多いらしい.でも私はあまり見かけない様な気がする.植物の多い富栄養な水域に生息しているらしい.とった場所はどうだっただろうか.確か水田に水が張ってありこれから田植えをしようという時期だったと記憶している.捕獲は2頭だけだった.
ついでにもう一種のゲンゴロウも.
チビゲンゴロウの奄美亜種から最近別種になったというアマミチビゲンゴロウ.こちらは体長2mm程度.近似種にチャマダラチビゲンゴロウがいるらしいがこちらは個体数がグンと減るらしい.
近頃よく見に行くサイトで生きた小さいゲンゴロウ類を紹介しているところがある.小さいゲンゴロウは生きているときの色合いがすばらしい.
水辺の生き物彩々
一見の価値あり.