春の陽気にいろんな虫たちが動き始めています。
自宅で初めて見つけたとき、この3つの白紋にとても惹かれたものです。
ミツボシツチカメムシです。
このカメムシはオドリコソウ属の植物を寄主として雌親は地中に室をつくり産卵し、保護を行います。さらにふ化後も数日間幼虫に付き添い、幼虫に餌を運ぶことが知られています。このように親子が一緒に生活するものを亜社会性の昆虫というようです。これに対して、ミツバチやアリなどは集団を作り、その中に女王や働き蟻(蜂)のような階層があるような生活をしているなど、社会的構造を備えるので真社会性の昆虫というようです。
いくつかのカメムシでこの亜社会性な種がいますが、水生カメムシのタガメやコオイムシもそうですね。卵を守るのは父親の役目。
私も見習ってがんばろ~(*^_^*)